SMSCA海外登山委員会主催「海外登山報告会2026.2.17」報告

SMSCA海外登山委員会主催「海外登山報告会2026.2.17」報告

日時:2月17日(火)19:00〜21:00
会場:シーノ大宮5F桜木
公民館 講座室1
日程:18:30スタッフ集合・準備 18:45~開場・受付
[司会・進行:鈴木百合子]
 19:00~開会挨拶(SMSCA会長:加藤)
 19:05~19:50報告
①ネパールヒマラヤ:チョラツェ山(6,423m)の報告・質疑
報告者:高橋亜由美氏(浦和渓稜山岳会)
 20:10~20:50報告
②スイスアルプス遠征・メンヒ南東稜(4,110m)ほか報告・質疑
報告者:秋永名美氏・橋本昭子氏(無名山塾)
 20:50~閉会挨拶(海外登山副委員長:大山)
 20:55 片付け・会場カギ閉め

新型コロナウイルスの流行で、海外渡航が出来なくなり、その間に世の中がガラリと変わって…円安、物価高…、海外に行けなくなった感がありましたが、コロナ禍を経て、海外へ出かける人が出てきました。
昨年はSMSCAの会員がヒマラヤとアルプスに行ったという話しを聞き、この機を逃がしてなるものかと、急遽報告会を開催することになりました。報告者の2パーティ3名の皆さんには、快く報告書を作成していただき、またプレゼンテーション画像も用意してくださり、計30名の参加者に、遠征登山の様子を丁寧、且つ楽しく報告していただき、久しぶりに海外登山の喜びをみんなで分ちあいました。

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報告①:ネパールヒマラヤ:チョラツェ山(6,423m)の報告
報告者:高橋亜由美氏(浦和渓稜山岳会)


 パワーポイントを利用して、自己紹介から山の紹介、日程の紹介と装備や服装、BC生活など説明していただき、カトマンズからナムチェ、ナムチェからベースキャンプ、BCからC1、C2、そしてサミットプッシュの様子を伝えていただきました。遠征の真ん中、14日目から天気が悪いという予想から、高所順応もそこそこでアタックを組み、高所の影響を受けながらも、後戻りすることなくサミットを目指すことになり、天候悪化のぎりぎりで登頂とBC下山を果たす。翌日から大雪となり、帰りはナムチェで3日間のフライト待ちとなった、との事…
 「初めてのヒマラヤ登山、登頂はできたが自分の体力不足を感じ、ヒマラヤは甘くない、しっかりとした準備が必要と痛感。ヒマラヤの景色と空気の中にいられたことは一生の宝となった。今回の経験を活かして、また挑戦したい!」と報告を括った。
 →もう少し詳しくは →▽http://blog.livedoor.jp/buntak2/archives/52647332.html
をご覧ください。

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報告②: スイスアルプス遠征報告 メンヒ南東稜(4,110m)ほか 
報告者:秋永名美氏・橋本昭子氏(無名山塾)


 2番目の報告は、ヨーロッパアルプス。初めて挑戦した2名の女性が発表(パーティは4人)。
 プロジェクターの接続が旨くいかず、始めるまでに時間がかかってしまい、申し訳ありませんでした。
 所属会で発表後、さらに予行練習をしたという事で、パワーポイントを巧みに操作し、自己紹介から始まり、遠征概要、メンバー構成、役割分担、計画作成、準備スケジュール、トレーニング山行、高所順応、そしてメインのメンヒ登攀と装備、地図などを、秋永奈美さんが報告。
 そのあと国際山岳看護師の橋本昭子さんが、専門知識を生かし、医療体制・保険・救助対応等を報告。
 具体的には健康チェックシートの作製と実際、現地の医療と救助体制を確認し、年会費8000円弱のRega(エアレスキュー)の会員になった、との事。
 今回の山行が面白いのは、よくある定着型(登山基地にアパートを借りて、そこから山に登りに行く)でなく、本人たちは“大縦走“と呼んでいるが、岩と雪の登攀とトレッキングや縦走を組み合わせ、ツェルマットのアパート3泊、メンヒヨッホヒュッテ(山小屋)1泊、グリンデルワルドの宿1泊、インターラーケンの宿1泊、ハイジの宿1泊と、スイス国内4か所を宿をかえ鉄道を乗り継ぎながらも縦走形式で飛び回ったという、稀有な山行という事です。
もう少し詳しく書くと、
8/4ツェルマット宿→山行①ブライトホルン→山行②ゴルナーグラートトレッキング→ツェルマット・宿
8/5 宿→山行③オーバーロートホルン縦走 →ツェルマット・宿
8/6 宿→グリンデルワルト→メンヒヨッホヒュッテ・宿
8/7 宿→山行④メンヒ南東稜→グリンデルワルト・宿
8/8 宿→山行⑤ファウルホルン縦走→インターラーケン・宿
8/9 宿→山行⑤ファウルホルン縦走→マインフルト・ハイジの宿
8/10 宿→山行⑥ハイジアルプストレッキング→

 と、つなげに繋げた山行でした。お見事!!
「最後に 日本の山での地道な経験が活きる! 夢を言語化し実行へ!」
と全体を振り返って、名言を残した。
 →もう少し詳しくは →▽http://blog.livedoor.jp/buntak2/archives/52647333.html
をご覧ください。

最後に、大山副委員長が、今回の報告会が若い会員の参加者多数で盛況のうちに終わったことに感謝の言葉と、今後への期待の言葉を添えて終了した。
もちろんこの後は、報告者を交えて懇親会。
久しぶりに大変盛り上がりました。

以上