5/17「コンペビレイ講習会」を終えて





5/17「コンペビレイ講習会」を終えて
主旨:競技会等スタッフの養成と技術の向上を目的とし、ビレイヤーを目指す方、選手の保護者を対象として、競技会ビレイに必要な技術の習得を目指します。
主催:(一社)埼玉県山岳・スポーツクライミング協会(通称:SMSCA<サムスカ>)競技委員会
講師:SMSCA競技会ビレイヤー:篠原大太氏、山崎智子氏
日時:2025年5月17日(土)12:30~16:30
会場:加須市民体育館 (加須こいのぼりクライミングウォール)
当日は天気も良く気温も安定して、暑くもない講習日和でした。
参加者16名(内女性8名、男性8名)
本年度関東ブロック大会の開催地でもある群馬県から5名の参加をいただきました。
12時受付開始。12:30、体育館談話室内にて自己紹介後、座学をスタート。基本的なビレーデバイス等の用具の説明の後、実技にあたっての注意などの説明がありました。
13時より、用具を装着後、二班に分かれて実技実習のスタートです。
初めに各人2人ずつのペアとなり、クライマー役とビレイヤー役を交互に実施。ビレイヤーは、クライマー役の人に落ちてもらいビレーヤーの癖や立ち位置等のチェック。
理想的なビレイに則り、各人の危険行為やテクニカルインシデントになりうる事項を改めて指摘、改善してもらうアドバイスを行いました。
初めのうちは、皆さん緊張し、クライマーの方もビレーヤーとのアイコンタクトで落ちていましたが、講師より、それでは実践には役立たない等の指摘を受け、クライマー役の方は意を決してダイブ。「ああ~緊張した」と笑顔で話しておりました。
また、ビレーヤーは、右手・左手の両方で制動ができる様になると、よりスムーズな確保ができるようになると話すと、「これから練習します」と、返事が返ってきました。
SMSCA競技委員会としては、今回初めてコンペビレイ講習会を開催しましたが、今後も、このような機会を多く設けて、各人の技術向上に貢献できればと思いました。
(一社)埼玉県山岳・スポーツクライミング協会 競技委員長 井上 昇